昨日は久々の散歩に今日は久々にサイクリング。最近ずっと寒かったのであまり外に出なかったのですが,今日は気持ちよかったですね。
さて今回は,昨日の続き。ルネサンスのあとのお話です。ルネサンスの3大発明のおさらいですが,火薬・羅針盤・活版印刷でした。ではこの発明がそのあとどう影響するかみていきましょう。
まずは火薬。もうおわかりだと思いますが,銃の製造につながっていきます。日本でいうと火縄銃とかですね。この火薬の発明によってドンパチのやり方が変わってきました。ですから銃を持っているほうが圧倒的に有利になりました。これによってスペインやポルトガルが中南米で好き勝手やった結果,アステカやインダスといった文明や帝国が滅んでしまいました。しかし,火薬の発明によっていろんな開発が進んだりといいこともあったことも事実です。
次に羅針盤。大航海時代の始まりですね。大航海時代というのはヨーロッパの目線であり,大航海によって到着された土地からすると迷惑この上ないものです。火薬と同じでスペインやポルトガルの中南米での非人道的行為のお助けをしてしまいました。ですが,羅針盤の発明は世界の距離を縮めたのは事実です。
最後は活版印刷。この便利なものによって,いろんな書籍が印刷され,より多くの人に読まれるようになりました。そしてこれにより聖書も出回るようになりました。それまでは書き写しですからね。この聖書の出回りが宗教改革のきっかけとなります。聖書は数が少なかったの,かなり位が高い聖職者ぐらいにしか読むことができず,大多数のキリスト教徒はその聖職者の教え=聖書の教えとなっていたのです。ですが悲しいことにクソ坊主たちが金儲けに利用していました。すなわち自分に金を施したら天国に行けるよ,ちゃんと聖書に書いてあるよってことです。これが教科書に書いてある免罪符ってやつです。まあこの免罪符を買えってことですよね。
しかし活版印刷なる迷惑なものが発明されたせいで,文字が読める人たちによって聖書が読まれると,悪徳聖職者らの嘘がバレます。のぼすんな~!そげんこと聖書に書いてなかやっか~!って怒った人がいました。それがルターであり,これが宗教改革へとつながります。んで実はこの宗教改革がきっかけで,あのザビエルさんが日本にやってくることになるのですが。
こうやって見ると,ザビエルさんが日本にやってきたのは十字軍の影響だったというわけです。しかもその十字軍もカノッサの屈辱という,皇帝よりも一宗教団体の長が上というありえない状況があったからです。歴史というのは単に単語を覚えても面白いわけではなく,流れをみるとほんと面白いですよね。なにせ人間がやってきたことですからね、
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