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智水社

馬術の馬のように障害物を飛ぶ牛

 朝晩はだいぶ過ごしやすくなりました。というより,ちょっと肌寒くもなりました。この調子で昼間も涼しくなってくれたらいいのですが,予報では無理みたいですね。


 さて今回は,共通テストの英語のネタのお話。昨日の授業で2021年の共通テストの英語の第5問をしていました。そのお話が,あるフランスの女性と牛さんやお馬さんとのことだったのですが,これがまた一風変わったお話だったのです。


 近所の乳牛農家で働いていたときに仲良くなったオス牛が食用牛として出荷されそうになったときに,彼女はそのオス牛を引き取ります。また別のところからポニ-も引き取ります。そしたらオス牛とポニ-が仲良くなります。


 女性は死別した馬と同じようにポニ-をいろいろとしつけていましたが,オス牛もポニ-と同じようなことをしだしたのです。そしたらそのオス牛は馬のようにいろいろとできるようになり,挙句の果てには馬術競技の馬のようにいろんな障害物を飛べるようになりました。しかもそのオス牛は1300kgもあるそうです。またそのオス牛は女性を背にしながらそれをやっていました。


 それがSNSでヨーロッパ中で話題となり,彼たちはヨーロッパをその披露のための旅行に出るようにもなりました。そこで動画を撮られまたまたその噂がどんどん広がっていき,彼たちのファンもどんどん増えていきました。


 そのことが英語の問題文に書いてあったのでほんとかなと思って調べたら,ほんとでした(笑)。動画も観れます。牛さんはメチャクチャでかく,彼女を背にしながら障害物を華麗に飛躍していました。


 彼女が乳牛農家に働いていなかったらそのオス牛は食用牛でしたが,いまではヨーロッパで大人気の牛さんとなりました。ほんと運命というのはわからないものですね。

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