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智水社

離婚したいがために宗教改革した王さま

 動画でまたまた「古畑任三郎」が配信されてますが,何回観ても面白いですよね。主演が田村正和氏というのがまたなんとも。彼ではなかったらここまでの人気にはなっていなかったかもですね。


 さて今回は,離婚したから宗教改革しちゃったイングランド王ヘンリー8世のお話。このお話もシェイクスピアはじめ多くの演劇,ドラマ,映画のネタにされています。よくある,王妃との侍女を気に入ってナニってことです。王妃キャサリンとの間に男子が生まれなかったというのもあったらしいのですが,とにかくヘンリー8世はキャサリンと離婚してその侍女であるアンと再婚したがっていました。


 でもヘンリー8世はカトリック。離婚することは許されません。まあ簡単にいうと離婚したいがためにカトリックの長であるローマ教皇にケンカ売って,イングランド内のカトリック修道院を破壊しまくります。


 結局は,ヘンリー8世は離婚しアンと再婚します。んで,その娘があのエリザベス1世なんです。これって本当歴史の皮肉ですよね。まあこれに限らず,こういったことって多いんですが。


 しかし,このアンも処刑されたり,ヘンリー8世は最終的には6回結婚したりともう大変。まあこれでも,現在の世界史の教科書には宗教改革を行った一人として紹介されるんですから(笑)

 

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