今夜は中秋の名月。お月見と言えばお団子。お団子といえば,春に松江に行ったときに噂にみたらし団子食べられなかったことを思い出しました。あれはほんと悲しかったです。
さて今回は,長崎県の公立高校と私立高校の気概の違いのお話。ちなみに普通科のお話です。
長崎県に限らず地方のいわゆる田舎といわれる県あるあるだと思うのですが,公立高校のあぐらのかき方が異常なんですよね。それは都会に比べて私立が強くないからでもあります。私立がそこまで強くないから公立があぐらかくわけです。
いやいやそんなことないやろとも思われそうですが,これは自分の体験からもそう思いますし,学校の内部の人からのお話からもそうなんだと思われます。
私立の学校説明会では必ず,生徒のために学校だけでなく塾や周りのサポートが必要なのでぜひ協力して生徒の進路実現に向けて頑張りましょうと呼びかけされるのですが,公立はそういったことを私が言ったときには鼻で笑われましたからね。
また,公立の校長先生はそれやろうとしても誰も動かないと嘆いておられましたし,友人がPTAの副会長していたときには公立の先生方の常識のなさに驚いていました。
しかも最近は私立の授業料が軽減されている現状もあって,昔に比べ私立へ進学する生徒が多くなってきたことに対する公立の対応というのが,生徒のウケがよさそうな制服に変えたり,推薦入試に有利になるというパフォーマンスに走り,授業の中身で勝負するという健全な競争を拒否しています。
その結果が長崎県の公立高校からの進学実績がどんどん落ちているという事実となっているわけです。旧帝大にいたってはどれだけ一般入試で受かっているのかも謎で,もしかして推薦入試が半数以上かもしれないのです。もちろん本当のことはわかりませんが。
私立はそれが商売だから一生懸命だと言われるかもしれませんが公立もそれは同じです。どちらも商売の本質は高校生の学力を向上させることにより,社会の役に立てる人材を作ることだと思うのです。そのことを,より一生懸命なのが私立であり,より適当なのが公立なのかなといろんなことを経験したり証言があったり考慮するとそう思わざるを得ないのです。
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