今日は補選の投票日。長崎3区は立憲と維新の一騎打ちです。控えめに言って地獄です(笑)
さて今回は,計算間違いをしたその後に,やってはいけないことのお話。だいたいの学生さんがやってしまうことですが,計算間違いしたらその計算過程をすぐに消してしまうのです。それがNGで,計算過程は消してはいけません!
計算間違いの過程をすぐ消すと,一からその計算をすることになり,また同じ間違いをする可能性が高くなりますし,実際そういった学生さんは多いです。んで,そんなことするから計算に時間もかかるし嫌にもなるのです。
計算間違いの過程は実は宝の山で,それを最初からゆっくり見直すことで,どこで間違っているのかわかりますし,時間も短縮できます。それを計算間違いのたびに見直すと,自分の間違いの傾向に気づきます。実際,学生さんそれぞれで特有の間違いがあります。それを知ることにより,どこで自分が計算の際に気をつけなければならないかを自覚できるのです。
ずっと言っていますが,数学は決してセンスでもひらめきでもなく「計算力」です。そして計算は速さではなく正確性が重要です。数学を上達させたかったら,計算を上達させる。たったこれだけで数学力は格段に向上します。
Comments