昨日のパリーグのクライマックスシリーズはすごかったですね。まあ勝負ですから監督の采配に外野がああだこうだというべきじゃないと思うのですがね。全部結果論でしょ。それと外野がわからない内部の事情がいろいろあっての采配なのでしょうからね。ほんと無責任な野次馬はいつもいますね。
さて今回は,そんな無責任の最たるものかもしれない英語教育のお話。なんか4技能がどうのこうのとかいって,さも英語教育に力を入れてますみたい日本の教育がなっていますが,結局は何の役にも立っていないどころか,逆に英語力が全体として下降しているのかもしれません。
今は英語を小学校でもやっていますが,まず何をやっているのか謎です。それは客観的にもそうですが,中学生や高校生に聞いてもみんなそう言います。しかも何やっているのか謎なのに,中学の英語の教科書では小学校ではちゃんと英語の学習やってますよね風にできていますので,おそらくほとんどの中学生にとって英語というのはチンプンカンプンなんだと思います。
その証拠にここ十何年,学校の英語のテスト結果の得点分布はほぼふたこぶラクダとなり,しかも得点が低い方のこぶがはるかに大きくなります。それは学校の英語の先生のほとんども認めています。
そして,昔と違って小学校から英語の会話を学習しているにもかかわらず,中学生や高校生の英語の発音が全然よくなっていないどころか悪化しているかもしれないのです。まず母音の使い分けがよくわかっていません。というか母音の発音の違いがよくわかっていない生徒が昔よりもはるかに増えています。
また,自分たちのときには当たり前に教わった発音記号をほとんどの中学生や高校生はその読み方を知りませんし,もっといえば存在自体知りません。そんな教育現場の中で4技能がどうのってなんかのギャグですか?って感じです。
これまた,英語は学校では「遊び」になっているんですよね。てか,あくまで自分の意見ですが,英語は「遊び」でいいと思っています。それを必要以上に英語力を求めているので日本の教育はおかしくなっていると思っています。まあ,英語は儲かりますから,甘い汁を吸いたい人たちの利権の巣窟になっているのかもですね。
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