今朝早くえらい雨が降ってしまして,それで目が覚めました。雨降るのは結構なのですが,ほどほどにお願いします。
さて今回は,昨日の続きのお話。英語の先生なのに実は英語がわかっていないのでは?といった話をしましたが,具体的なこと書かなかったらただの悪口ですよね(笑) ってことで具体的なことを。それと英語の先生には自分が足元にも及ばない立派な先生も数多くいらっしゃるということもまた事実ですので,これからのお話は英語の先生としてはいかがなものかといった例です。
これは塾生の保護者の方から聞いたことなのですが,ある中学校の1年生に渡された英語のプリントにおいて間違いがあるので英語の先生にちゃんと指導してほしいみたいなことを言ってきましたってことをお聞きました。
あとからそのプリントを拝見したのですが,B4プリントの一面だけで3か所も間違いがあったのです。1年生の英語なのでそんなに難しい内容ではないにもかかわらずです。冠詞がなかったりとか複数形にすべきところをしてなかったとかほんと基本的な間違いでした。
もちろんウッカリってこともあったかも(普通は違和感があるので気づくのです)ですが,この間違いに対する英語の先生の態度がひどかったらしく,逆切れっぽい態度だったらしいのです。
すみませんでした訂正しますって言えばいいだけなのに,プライドいや自惚れがひどいのでしょうね。その保護者の方はこれは話にならないし,2月だったので来年は担当を外してもらうことを校長にお願いすればいいかと思われたらしく,その場は呆れて帰られたそうです。それが原因かどうかわかりませんが,その英語の先生は次の年度には転勤になりました。
他にも中学生や高校生から直接聞いたものにもすごいのもありました。形容詞の比較級や最上級を作るときに6文字以上なら必ずmoreやmostをつけるとか,関係代名詞の先行詞に固有名詞を持ってきた(もちろん限定方法のときにです)り,他にもわけわからん指導をしたりと,英語の勉強ちゃんとしてないでしょって先生が残念ながらある一定数いるのです。
そして自分がもっとも危惧しているのは,英語を言語として捉えているのではなく,学校で学ぶ教科としてでしか捉えていないのではということです。
英語は言語なのでそれをベースに考えていけばなるほどねって納得できることが多いのです。そして言語は文化や歴史です。その辺も勉強していくとなぜこのような表現となるかも理解しやすいのです。
しかし英語の先生のほとんどは英語を学校の勉強としか捉えていないので,そういったことを全く考えず理解しようともしないので,暗記ばっかりさせるのではと思います。
日本の英語力が上がらない大きな原因の一つには,学校の英語の先生は英語がわかってなくても誰でもなれるってことにあるかもですね。
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