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智水社

真岡郵便電信局事件

 昨日の夕方から夜にかけて雨が降りました。台風の影響なんですかね。まあでも適度な雨ってのもダムが干上がらないためには大事ですからね。おそらく恵みの雨になったのかもです。


 さて今回は,プチ解説はちょっとお休みして,真岡郵便電信局事件のお話。これは79年前の今日である1945年8月20日に発生してしまいました。













 真岡とは樺太にある地名。当時の樺太の下半分は日本の領地なので真岡はそこにありました。そこにあった郵便局にいた女性電話交換手9名の尊い命が失われたという事件です。


 日本はポツダム宣言受諾後に武装解除していました。そのことを受けてソ連が侵攻してきたのです。真岡もそのターゲットにされてしまいました。


 ソ連は日ソ中立条約を破り原爆投下後の日本に侵攻するだけでなく,戦後の日本にも侵攻するという悪魔の所業を平気でやってきます。よほど日露戦争に負けた怨みが消えてないのでしょうね。しかし人道的にも国際法的にもやってはならないことぐらいはわかってほしいのですが,おそらく彼らはわかってやってきていることでしょう。まさしく勝てば官軍ってな感じです。


 誇り高き乙女たちはそんな中でも最後まで仕事をまっとうして,もはやここまでってときになって高潔な決断を下します。捕虜になるぐらいなら辱めを受けるくらいならといったことでしょうか。乙女たちは集団自決してしまうのです。


 ほんと許せないことですし,残念でならないことです。普通なら起こりえない事件ですからね。のちにこのことが映画化されますが,なぜが上映中止に追い込まれます。あんな極悪非道なことをやりながら,それを正当化したいのか隠したいのかわかりませんが,圧力をかけてきたのでしょうね。


 こういった事件を通して,ソ連今はロシアですが,あの国がどんな国かわかるというものです。しかもその当時の指導者はあのスターリン。社会主義真っただ中。ほんといろんなことが見えてくるような気がしますよね。

 

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