今週はお天気に恵まれ風薫る五月が堪能できましたが,来週は台風の影響でお天気が崩れるのだとか。来週は高総体,4年ぶりのちゃんとした高総体なのでぜひお天気になって欲しいと願います。
さて今回は,相加平均と相乗平均の関係についてのお話です。この関係は高校数学ではメチャクチャ大事なのに高校生の定着率がメチャクチャ低いのです。しかもなんか空気みたいな存在なんです。ということは授業でも空気的な存在で説明されているのかもと疑ってしまいます。
まずは相加平均や相乗平均の言葉の意味を簡単に理解したらまず忘れることはないと思います。相加える平均(普通の平均:2数を足して2で割る)と相掛ける平均(普通は滅多に使いませんが:2数を掛けて√にする)の関係は相加える平均の方が大きいんですよ(2数が同じ数なら一緒ですよ)ってなだけなんです。
相加平均と相乗平均に限らず,数学って言葉の意味を理解するってメチャクチャ大事なんですよね。言葉の意味を理解すると覚えることが減りますし数学の理解が進むのですが,これまた高校生や中学生は軽視しているんですよね。その理由のほとんどが数学って計算でしょって感じです。
たしかに計算も大事なのですが,それと同様に言葉も大事なのです。おそらくこんな大事なことも授業では教わっていないのかもですね。
話を戻すと相加平均と相乗平均の関係は入試数学ではよく出題されており,とくに難関大学の方がよく出題されている傾向にあります。ちなみに2023年の東大でも出題されていました。
大学入試でよく主題される? そうか~? そうじょ~ってな感じでしょうか♪
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