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智水社

理科や社会のテストで「○○字以内で答えよ」問題はやめようよ

 今日は元々の敬老の日。でもハッピーマンデーとやらで,月曜日に祝日が移動され3連休となります。もう飛び石連休という言葉も死語となりそうですね。自分たちの時代なら土曜は半ドンなので飛び石連休となりました。


 さて今回は,国語以外のテストで「○○字以内で答えよ」といった問題はやめようよってお話。特に理科や社会で。こういった問題は,入試ではほぼ見かけないのですが学校のテストではよく見かけます。


 なぜ「〇〇字以内で答えよ」問題を理科や社会のテストで出すなと言っているかというと,字数制限があると要点をまとめるという,その教科とは別の能力を聞いているからです。


 つまりは理科や社会のテストなのに国語の能力しかも要点をまとめるという結構高度な能力までも問われているからです。そりゃ難関大学の入試問題ならアリかもしれませんが,中学生対象のテストではそういった問題は出してはダメでしょ。


 中学生なら成績上位層でも,せっかくその問題がわかっていても字数制限のせいでその問題が解けない場合があります。ましてや成績中間層や下位層ならなおさらです。もう嫌がらせとしか思えません。


 学校の先生ってテストというのは点数取らせないテストがいい問題だと思っているふしがあります。普通の感覚なら,ちゃんと勉強したら点数を取ってほしいといった問題を作るのですが,学校の先生はそういった生徒でさえも点数を取らせてたまるかといった問題を作る傾向にあります。「〇〇字以内で答えよ」問題以外でも然りです。なんでわざわざそんな難しい問題を出すのって感じです。


 理科や社会の記述問題は生徒の好きに書かせてあげましょうよ。しかも採点はなるべく甘く。このテストの点数をできるだけ高くとりたいと10代前半の子供たちが頑張ってきた成果ぐらい認めてあげましょうよ,と思います。

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