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智水社

江戸時代の教育は現在の学校では無理な理由

 昨日は日本ダービー。結果はう~ん。ちゃんと1~5着の馬全部勝っていたのですが、どうも競馬というのは1~3着までの馬を当てるみたいで、1~5着の馬を当ててもダメらしいです(笑)


 さて今回は,よく言われる藩校や寺子屋や昔の私塾での教育のお話。最近はやりの自主的な学びとか深い学びとかわけのわからない教育方針のもと,こういった江戸時代の教育が再注目されているのだとか。


 自分も確かに江戸時代の教育というのは結構理想的な教育だと思っていますし,その結果かなり優秀な人材がバンバン出ていた事実もありますので,自分もずっとそういった教育がしたいと思っていました。前から言われている詰込み重視や暗記重視の教育から脱した教育ですね。


 実はそれをやるのは、やろうと思えば簡単ではあるのですが,なにせ学校の授業やテストが詰込みや暗記重視なので,なかなかそういった教育が現実にはしづらいですね。純粋に勉強にやる気がある生徒たちなら学校がそういう教育でもできそうな感じもあるのですが,中学生や高校生とかで本当に勉強にやる気がある生徒がいるのかと言われたらほぼ皆無でしょ。ほとんどの生徒の勉強に対するやる気というのはテストや入試でいい点数を取るということに対してというのが大きく、本当に勉強にやる気があるのかと言われたら疑問ですよね。


 それで,現在こういった教育を学校でしようとしているんですよね。はっきり言って無理ですよね。まず成り立つわけありません。先述した通り,生徒たちのやる気もないというのもあるのですが,最大の理由は,教える方の学力や器量が全然足りないということです。江戸時代の教育は教える側が生徒たちの質問に対してすべて対応するだけの力がいるので,残念ながら今の学校では無理なのです。逆に言えば,教える側にそれほどの力があれば生徒たちもやる気になってくる可能性もあるのですがね。


 あくまで自分の私見ですが,今の教育って学校が楽をしたいことばかりやっていますよね。ペアワークとかグループワークとか採点のAI化とか。どんどん長崎県の学力が落ちているのにどうするんですかね?

 

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