5月15日といえば,五・一五事件。犬養毅首相が暗殺された事件ですが,実はあの日の夜って犬養毅はあのチャップリンと会食する予定だったんですよね。でもチャップリンは相撲を観戦したいっていう理由でドタキャン。これって本当に相撲観戦のためにドタキャンしたのか今も謎なんですよね。
さて今回は,展開と因数分解は別物?ってお話。まあ普通は展開と因数分解って表裏一体のものですが,中学生からすると別物って感覚の生徒って結構多いんですよね。
おそらく指導者からすると,展開を授業するときには,後に出てくる因数分解との絡みを考えて指導することが多いと思われるので,いわゆる展開公式ってのにこだわって展開するよう指導すると思います。しかし,あの展開公式なるものにこだわったら,手が止まる生徒が結構いますし,間違って展開してしまうことも多いので,ただ単に展開するだけなのに,展開が苦手になる中学生って結構います。
それでもやはり,因数分解のことを考えて展開公式なるものに則った展開を強いるのですが,実はそれってあまり意味がありません。理由は,そういった生徒にとって展開と因数分解は別物だからです。
ですから,展開を苦手だと感じている生徒には,普通に一個一個展開させて大丈夫なんです。はっきり言って,そちらの方が丸が多くなるので,中学生はやる気になります。
自分も,この仕事始めた時には展開と因数分解の絡みを意識して指導していたのですが,ある時に気づきました。展開があまりちゃんとできない生徒にとっては展開と因数分解は別物なんだと。これに気づいたらオイも指導が楽になり,展開につまったら一個一個展開してよかよといいます。だって因数分解は別物ですから(笑)
オイにとっての先生は中学生や高校生です。本当に勉強になります。展開と因数分解が別物っていう感覚が存在し,またそういった感覚の生徒って結構多いってわかるわけないですよね(笑) ですから指導者と生徒のそういったギャップを,しっかり指導者が勉強しないといつまで経ってもその逆は埋まらないので,授業がわかりにくいっていう評価になってしまいます。気をつけんばですね。
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