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智水社

家庭学習を過剰に要求する日本の教育

 台風で沖縄が大変なことになっているみたいですね。台風の風雨でも大変なのにしかもこんなに暑いなか停電とか考えただけで気が狂いそうです。ほんとお見舞い申し上げます。とにかく何もありませんように。


 さて今回は,今の欲張りすぎる日本の教育についてのお話。現在の学校の先生って学校の勉強さえしとけばいいみたいな教育方針なんですよね。多感でいろんなものに興味がある中学生や高校生に対して,学校の勉強だけを押し付ける今の教育。学力が落ちるのも納得です。


 中学生にはよく学年プラス1時間の家庭学習が求められています。中1なら2時間,中2なら3時間,中3なら4時間ってな具合です。


 こんなの毎日できるわけないですし,する必要もないですよね。もしかして全員東大か京大でも行かせたいのですか? 


 てかそんな中学生が大人になったら幅や奥行きがないような人間になってしまいそうで怖いですね。子供のときに勉強しかやってない人って大人になったら雑談とかできないでしょうに。


 学校はほんと個性をつぶすことしか考えていないような気がします。別に全員が学校の勉強できなくてもいいじゃないですか。趣味や好きなことややりたいことは人それぞれです。なのに学校は学校の勉強をさせることしか考えていません。


 学校の勉強以外にも勉強できる場はいくらでもあります。本やマンガ,ゲームやドラマなどでもそうですし,意外とお手伝いってのが学校の勉強につながることが多いのです。またネットやSNSも使い方に気をつけると学校の勉強よりもはるかにレベルの高い学力や教養も身につけることもできます。


 高校生ともなると,処理できるわけないやろって量の宿題が出されます。それがプレッシャーとなり,不登校になる生徒が結構いますし,まったく報道されませんが実は死を選ぶ生徒もいるのです。生徒にとってこんな不幸なことが起きているのにもかかわらす,高校は宿題の量を減らすことをしません。


 家庭学習は,したい人はする,したくない人はしない,というスタンスになぜ立たないのか。おそらく先生の評価ってのに関係あるのでしょうかね。


 これだけ多くの不登校の生徒が出たり,日本の大学のレベルが落ちてきているのもこれが原因なのかもしれませんね。


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