おととい棋聖戦第3戦がありました。佐々木大地七段惜しくも星を落とし1勝2敗となってしまい,棋聖位獲得にはもう負けられない状況となりました。棋聖位獲得と藤井七冠の八冠阻止にはもう負けられなくなりました。ぜひとも2連勝して欲しいものです。
さて今回は,中学生がよく言われる家庭学習は毎日学年プラス1時間ってお話です。中学1年生なら2時間,中2で3時間,中3で4時間ということです。って普通に書きましたが,中3で4時間ですよ! 言っている先生方もさすがにこれはおかしいやろって思わないのですかね?
家庭学習なんて生徒たちからすれば残業でしょう。それを毎日2時間から4時間もせろって異常ですよ。じゃあ自分たちは毎日残業4時間せろって言われて素直にしますか?絶対にしませんよね。それと自分たちは中学生のときそこまで家庭学習をやってたんですか?絶対にしてないですよね。
実は学校ってとこは結構そういうとこがあって,だいたいが理想論のカタマリなので理想と現実のギャップが大きすぎて生徒は混乱するばかりなのです。
もちろん家庭学習をゼロとまでは言いませんが,その日の授業の内容を見直す10分程度で十分なんです。てかカバンを開けさせて勉強する準備をさせることが最大の目的なので,実は時間はどうでもいいんですよね。しかし2時間とかハードルが高すぎるとかえって勉強なんてしなくなるもんなんです。
いやもっと言えば,家庭学習をしたい人はする,したくない人はしない,というスタンスでもいいんですよね。学校以外の勉強なんてマジで本人の自由。なぜそこまで管理しなくてはいけないのか全然理解できません。勉強以外でも学びなんていくらでもできますからね。ゲームにしても漫画にしてもドラマにしても,またその他の娯楽にしても。
でもわからないのが,先生方が家庭学習をそこまでさせることは自分の授業力の低さや自己否定を肯定していることになぜ気づかないのか。まあ,結局はすべてのことを生徒に責任を負わせようとしているからかもですね。
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