今日は桜花賞。今年は桜満開の中での開催みたいでよかったです。しかし,今年は混戦。はっきり言ってまったくわかりません。ただでさえそこまで相性がいいレースではないので,今年は当たる気がしません。だったら買わなければいいのですが,参加することに意義があるので,しっかり予想してガミってもいいのでなんとか当てたいです。
さて今回は,昨日とおとといからの続きのお話で,基本的な計算力がないから数学が苦手になるというお話ですが,これって実は必要十分条件で,数学が苦手な人は基本的な計算力がないとなります。
というのも,数学が苦手な人の悲しいほど共通するのは,計算力がない,というより計算を舐めているといえばちょっと攻撃的な表現で申し訳ないのですが,わかりやすく表現するとこれが適切だと思います。
舐めているとはどういうことかといえば,計算の途中過程をかなり省いて計算するのです。つまりは,手で書くことを面倒くさがって頭で暗算でしようとします。
たとえば,2x-3=4x+5という方程式があったとします。そのときに数学ができる人は,2x-4x=5+3といった移項したあとの式をちゃんと書く人が多いのですが,数学が苦手な人は,その式をすっ飛ばしていきなり-2x=8とした式を書いたり,ひどい時にはもっとすっ飛ばしてx=-4と書いたりもします。
またよくあるのが,ちゃんと式を書かずに,その辺でちょこちょこと落書きのようなものを書いて計算する人もいますよね。残念ながらこういったことをするから必然的に計算がおろそかになり,結局は数学が苦手になっていくわけです。
数学ができるようになるには,しっかり手を動かして計算すること。そしてなるべく暗算をせずに,手順をちゃんと踏んで一つの式を書くときには一つの動作しかしないこと。
たったこれをするだけで,計算力は格段に上がり数学力も格段に上がるのですが,なかなかそれをしない中学生や高校生が多いのが現実なのです。ほんと,たったこれだけで人生が大きく変わるのに・・・
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