最近暑いのか涼しいのかわからない日々が続きますね。そのせいでどうも体に疲労がたまっているみたいで,この頃春眠暁を覚えずというより秋眠暁を覚えずみたいになっています。
さて今回は,オイが考える入社試験に英語がある理由というお話です。まあこれを普通の人に問えば,グローバル社会がどうのとか,国際化がどうのとかの答えが返ってきそうですが,普通の中小企業にはよほどのことがない限り英語は必要ないですよね。なのになぜ入社試験に英語があるのか。
実はその人物がまじめかどうか見るのに英語って適しているのです。もちろん他の事でもその人物がまじめかどうか見れると思いますが,英語って手軽にそれが簡単でわかりやすいのです。
その英語の試験というのもそこまで難しいものではなく,いわゆる滑り止めといわれる私立高校の入試問題程度が適していると思われます。中学時代の普通に英語頑張ったら解ける程度ですね。
面接でよく自分をアピールするのに,自分は嫌なことや面倒くさそうなことでも自発的に行動しますとかあると思うのですが,これって本当かどうかわかりませんよね。そんなときに先述の英語のテストが適しています。
どういうことかといえば,英語の単語覚えたり構文覚えたりっていうのはよほどの英語好きでない限り嫌なことであり面倒くさいことですよね。しかし,それをある程度克服できたら私立高校や公立高校の入試問題ぐらいは解けますが,それをサボった人はあんまり解けません。
つまりはそういうことです。英語ってその人物のまじめさやひたむきさがある程度わかるのです。同じ理屈なら漢字を書かせるというのもあります。
もっといえば,面接なんかより学力見たらその人物がある程度わかるのかもしれません。もちろん学力だけではわかりませんのでプラスαが必要だと思うのですが,今の世の中の風潮って就職する際に重視されているのは学力ではなく面接の方ですよね。なんか努力した人より口がうまい人の方が得をするのはいかがなものかと思います。
しかし最近の学校や入試では学力よりパフォーマンスを重視しているように思えます。なんかの体験だとかプレゼンだとか。もちろんそれもある程度は必要なことなのかもしれませんが,基礎学力をつけるのが最優先だと思うのですがね。
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