昔から女性が髪の毛を切ってきてもほぼ気づかず,それによってたまには怒られたりもしてました。昨日も高校生がバッサリ髪を切ってきたらしいのですが,まったく気づかずに最後にはちょっと傷つきましたまで言われました。モヒカンとかにされたら気づくのですが(笑)
さて今回は,昨日の続きで今日はルネサンスのお話。昨日のことをちょっと振り返ると十字軍によってキリスト教徒たちがイスラムの文明の高さを実感し,自分たちの遅れを取り戻すための昔のギリシャ・ローマ時代の文明を復活させようというのがルネサンスというお話をしました。
ではこのルネサンスですが,この時代にいい感じにイタリアにメディチ家とフッガー家という大富豪がいました。文化が発達するにはお金が必ず必要ですからね。この2つの大富豪が才能溢れる芸術家たちの生活を保護しました。芸術家たちは売れるまでは食えませんからね。
この才能溢れる芸術家たちの能力が大富豪の後押しもあって花開きます。今まで聖書という抑制から解放されたというのもあったのでしょうね。でもガリレオなんかは最後まで聖書に苦しめられますが。
それで教科書にも出てくる3大発明とやらが発明されます。火薬・羅針盤・活版印刷ですね。この発明によって人類は新しい文明を獲得しますが,皮肉なことにこの3大発明によって人類はまたまたトラブルを起こしまくります。
おそらく人類の歴史ってこういったことの繰り返しなんでしょうね。わかりやすい例でいうとインターネットは湾岸戦争のときのペンタゴンの情報収集で使っていたのが始まりですし,その戦争による悲劇の反面,現在では世界中の誰もが恩恵をあずかるツールとなっていますし,逆に使い方を誤れば人を簡単に殺めることもできるようになりました。
残念ながら現在の文明のほとんどが戦争によって発明されたり進化したりしたものです。文明の陰に悲劇ありといった感じでしょうか。おそらくこういったことをこれからも人類は続けていくのでしょうね。
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