今日は6月6日。小学生のとき6月6には悪魔の日だ!とみんな騒いでいましたが自分は何のことかわかりませんでした。映画「オーメン」の主人公ダミアンの誕生日だったんですってね。自分はホラー観ないので「オーメン」観たことありませんでした。チキンなんで(笑)
さて今回は,またまた三角関数のお話。この前は相互関係のお話をしましたが,今回はラジアンすなわち弧度法のお話です。
弧度法といえば,数年前に大学センター入試の数学で弧度法の定義(半径と弧の長さが等しい扇形の中心角が1ラジアン:弧の長さが中心角の大きさと比例するので「弧度」)が出題されていて,解けなかった受験者が結構いたということで話題となりました。
まあ学校は公式重視・定義軽視の本末転倒な指導なので,塾や予備校に通っていなかった大多数の生徒にはお気の毒さまでした。ここ数年では学校が表面的な指導をして塾や予備校が本質的な指導していますからね。
それに加えて学校は訳わからん指導していることが多くて,弧度を度数になおして三角比を計算しなさいとまったく意味不明なことを平気で言っていることがあります。実はそのせいでラジアンわからんとなる高校生が結構いるのです。
ラジアンを度数になおすのは面倒くさいし度の数字が大きくなるのでかえって混乱してしまいます。それとラジアンの方がプログラムでは主流ですし角度の表し方が連続なのでいろんなことに何かと便利で世の中でも主流なのに,それを捨てるような指導するなんて・・・
ラジアンってぶっちゃけ数えればいいだけなので本当は非常に簡単なのです。ですからそういった指導したらわからなかった生徒たち全員があっという間に理解しますし,こんな簡単なことをなぜ授業してくれないのかと憤慨します。そりゃそうですよ、簡単なんですから。
小学校・中学校・高校となぜか式を重視した指導が行われます。数えればすむ話でもわざわざ式を持ってきますしそれを強要します。ですから児童や生徒たちが算数や数学が嫌いになるのです。
算数や数学の問題に対する解き方は制限(正弦)せずに指導して欲しいものです。
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