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智水社

ベクトルが苦手な生徒が多い理由その2

 今日は父の日。昔からそうですが,完全に母の日に便乗してる感満載で影が薄いような気がします。全国のお父さんお疲れ様です。


 さて今回は,昨日の続きのお話。昨日はベクトルの内積のお話をしましたが,今回は係数比較のお話です。


 とくに平面図形の問題はこれしかしないといっても過言ではないというくらい,とにかくベクトルの問題は係数比較に持ち込めとなるのですが,高校生たちはちょっと問題をいじられると訳のわからんことを考え出します。まあわからんこともないのですが(笑)


 三角形を作って内分の式を作る,3点が並んでいたらk倍する,垂直なら内積=0,といったお馴染みのことに対して,同じベクトルを2つの式で表しそこで係数比較するということをどれだけ強く思うかです。


 こういう風にベクトルは解き方がカチっと決まっているので,共通テストや地方の国公立大の2次試験レベルの問題なら他の単元より簡単で点数が取りやすいのですが,ベクトルが苦手な生徒たちはどうもそのあたりが掴めていないようです。


 ですから,そのことをかなり強調してあげると徐々に解けるようになりますし,逆に得意になったりもします。


 まとめるとベクトルが苦手な生徒たちにとって有効なアドバイスは内積と係数比較。あとは何回も基礎を演習させてください。驚くほど,苦手だった生徒たちが得意になってきますよ。


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