今年のM-1の準々決勝。推しのハイツ友の会がなんと脱落しました。やはりあの芸風は賞レースには合わないのでしょうか。ほんと面白いのに。
さて今回は,カール大帝のお父さんである小ピピンのお話。といっても小ピピンの功績とかのお話ではなく,お名前のお話。
世界史の授業のときにカール大帝のお父さんは小ピピンって教科書に書いてあって,世界史の先生も普通に小ピピンって言わすとけど,オイの頭の中では『小』ピピンって何や~?ヨーロッパの人なのに『小』ピピンぞ。この漢字の『小』って何や~?となっていました(笑)
今と違って当時はネットなぞないので簡単に調べられるわけもなく,モヤモヤしながらその授業は終わりました。
ちなみにですがこの小ピピンなる人物は,あの有名なカール・マルテルの息子さんで,その小ピピンの息子さんが前述したようにもっと有名なカール大帝なんですよね。いわゆるシャルルマーニュですね。って,世界史履修してなかったらこの人たちどなたもご存じないですよね(笑)
簡単に言うと,カール・マルテルはイスラムの侵入からヨーロッパを守った人物で,カール大帝は現在のヨーロッパの礎を築いた人物です。
で結局のところ,この小ピピンの『小』なんですが,これまた簡単に言えばジュニアとかの意味なんですよね。
インディージョーンズの第3作で,ハリソン・フォードとショーン・コネリーが父子という役柄で共演しますが,その際父親のショーン・コネリーが息子のハリソン・フォードに向かってしきりに「ジュニア」と呼びますね。当のハリソン・フォードはかなり嫌がっていましたが。主人公のインディージョーンズは実はインディージョーンズジュニアなんですよね。欧米の方のお名前でよくある,同じ名前だと世代が上ならシニア,下ならジュニアってやつです。
それならそうと世界史の授業のときに教えてくれたよかったのにと思いますが,世界史の先生にとっては当たり前すぎてそこには触れなかったのかもですね。こういったことって結構ありますよね。初心者にとっては疑問なのに,ベテランからすれば当たり前すぎてそれについて何も語らないとか。
実はこういったギャップは今回のように学校の授業でも度々発生しているので,先生たちは注意が必要ですよね。
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