top of page
智水社

とある公立高校の学校説明会

 何かと忙しかった今週ですが,早くも金曜日。でもまだまだやらねばならないこともあり,猫の手も借り・・・いや借りなくてもいいですが,とにかく受験シーズンが前倒しになってきているのでこうなるのですがね。












 さて今回は,先日もご紹介した長崎北陽台高校の学校説明会のお話。長与までプチ旅行気分を味わうために電車で行ったのがそもそも間違いでした(笑)


 まずは駅に降りたってトイレしようと思って駅のトイレに立ち寄ろうとしたら掃除中で入るなって言われました。マジかと思いながら高校の場所がわからないのでその掃除のお姉さんにお聞きしたら,結果的に遠回りの道を教えられてしまい,炎天下の中とぼとぼ歩かされ,しかも高校は結構な坂の上。高校に着いた時にはもう汗だく。念のため着替え持ってきておいてよかったです。


 んで高校の説明会ですが,最近の高校の授業内容の説明に共通することですが,とにかく理想論が横行している感じですね。やたら課題を探求してそれを解決する方法を模索しようってな教育を推奨しています。課題の探求ってのはすぐに見つけられるごく一部を除いて,それができない大多数の生徒にとってその探求ってのも基礎学力があってこそだと思うのですが,それは二の次三の次って感じで。


 んでそれを言おうものなら,学校側は探求の仕方はこちらで指導していますと反論されますが,ぶっちゃけ学校のレベルなんぞ大したことないやろって思うのですがね。もちろんオイも全然大したことないので偉そうなことは言えないのですが,だからこそまずは生徒たちには基礎学力習得の徹底の方が先だと思いますし,課題の探求やらその解決法の模索やらそしてそのプレゼンやらは大学のときで十分だと思うのですが。


 なんか現在の日本の教育って多様化という言葉の元にどんどん変な方向に走って行っている感が大きいんですよね。この探求型の教育ってとんでもない教育格差を生み出しているのではと危惧しています。


 すなわち,勉強や研究が好きなごくごく一部の生徒と,そうでない大多数の生徒との学力格差です。100人の生徒がいた場合,1人の上手く言った生徒と残りの99人のどんどんアホになる生徒が出ても,1人の上手くいった生徒のことを持ち出し,ほらこの教育ってすごいでしょってな主張をしているような気がしてなりません。

 

コメント

5つ星のうち0と評価されています。
まだ評価がありません

評価を追加
bottom of page