なんかネットであれだけ誹謗中傷するなと言っていた人たちが,マジの誹謗中傷してる人に対して擁護するってどういうことなんでしょうね。中には反省しとるからもういいやんって言う人もいるみたいですし。なんかマスコミって誹謗中傷する人やされる人を選別しているようですよね。
さて今回は,昨日の続きで,去年のアホみたいに簡単すぎた去年の長崎大学の理系(教育・薬学・工学)数学入試のお話。今日は大問7(理系にとっては大問4)のプチ解説。
これってここまで誘導というかヒント出しまくっていいんですかってな問題ですよね(笑) この問題を見たときにほんと長崎大学のレベルってこんなもんかとなんか悲しくなってしまいました。
(1) ごく普通の回転体の問題ですよね。教科書の練習問題レベルです。これができないで理系学部に来るなんて理系学部に対する冒とくです( ´艸`)
(2)~(4) 何ですかこれは? こんなの教科書の練習問題レベル以前のレベルです。もし自分が受験生だったら絶望します。なぜかって簡単すぎるからです。これだったら二次逆転すなわち数学と理科が得意な生徒からすればこんな簡単な問題出題されたら逆転できないからです。(2)~(4)は出題せずにいきなり(5)出してくれよってなりますよね。これって(5)の誘導なんですが,誘導というかヒントいやほぼ答えみたいなものです。
(5) (2)~(4)がこの問題の誘導というかヒントになってますので,それに逆らわずに解けばいいだけですね。この問題のポイントって何でしょうかね。強いて言えばsからtに置換してねぐらいですが,それって(2)~(4)で完全にわかりますからね。まあでも,入試によってはいきなり(5)の問題が(1)になるときもありますので,その想定しながら復習するにはいい問題だと思います。
ってことで,去年の長崎大学の理系(教育・薬学・工学)数学入試をみてきましたが,これで8割取れない理系学部生は冗談抜きでマジで理系学部に来るなって感じです。入試問題を解くことがその後の勉強に直結するわけではないですが,この程度の問題が解けないおつむとこの程度の問題を解けるようになる努力すらできないなんてお話にならないということです。
長崎大学の医学部はちゃんとした問題ですし,旧帝大の問題もちゃんとした問題出題されますので,高校生の学力,特に数学の学力に対する二極分化がとんでもなく進んでいる証左かもしれませんよね。
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