今日は朝から暑かったですね。早いものでもう5月も下旬ですなんですって。それと今日は地元の中学校ではこぞって運動会。お天気で何よりなんですが,あまり暑くならないことを願います。
さて今回は,2023九州大学入試の文系数学のお話。理系数学は今年はかなりの変態だったというお話は以前しましたが,文系はそれに対して穏やかそのもの。
問題文は一見「はっ?」ってなりますが,問題文に書いてあることにしたがって手を動かしていくと,「あ~はいはい」となることが多いですし,また「あれっ?」となってこれってちょっと複雑な計算になりそうになるけど大丈夫?となる場合もありますが,実はゴリ押しでなんとかなります。
これらは難関大学の文系数学に共通する特徴で,問題文を見てビビるのではなく,問題文の情報からどれだけ手を動かせるかを大学側は試しているような気がします。
んで本題の2023九大文系数学。全部で大問4問あるのですが,すべてがゴリ押しで何とかなる問題ばかりで,逆に言えばどんだけゴリ押しできるかが合否を分けたかと思います。
ですから九大文系数学を勉強する際には,普段から「入試はゴリ押し!」ということを念頭に置いて,特に面倒くさい計算も嫌がらずに練習して欲しいと思います。結局最後は計算力ですから。
具体的に少しお話すると,第1問は問題文に書かれている通りにまさしくゴリ押し。
第2問。ごれがゴリ押しできると?といった問題で,ゴリ押ししていると不安になるのですが,実際の入試でそういった場面に出くわすと出題された九大の先生を信じて計算してください。途中で「あ~ね!」ってなります。今回もそうで,式の形が「きた~!」ってなりますよね。
第3問は問題文が「は?」となりますが,これも問題文をヒントにゴリ押し。最後の問題は秒殺で簡単すぎるので逆に不安になりそうですが(笑)
第4問は問題文が泣きそうになる確率の問題。しかし表でまとめると,あらあら簡単になるではないですか。この問題では表にまとめることができるかどうかが問題を解くカギとなりました。
以上のことからわかるように,九大文系数学入試にとってもっとも大事なのはゴリ押し。決してヒラメキやセンスではないということです。
九大なだけにぜひ及第点をとってもらいたいですね♪
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