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智水社

12人の怒れる男

 昨日は棋聖戦第3局。あの山ちゃんをもってしても将棋モンスターを止めることはできませんでした。しかも最年少の永世称号獲得。5期連続の棋聖位獲得なので,初タイトル挑戦はもう4年前になるんですね。藤井棋聖,山崎八段ともに面白い将棋を見せてくれてありがとうございました。



 












 さて今回は,およそ70年前の映画である『12人の怒れる男』というお話。いやあ、面白かったですね。久々にオイの中ではヒットでした。70年も前なんで白黒映画で,場面もずっと一つの部屋だけなんですけどね。


 話の中身はある殺人事件の12人の陪審員たちのお話で,その殺人事件が無罪か有罪かという評決を話し合うだけの映画なんですが,その話し合いの中で,この12人のキャラがみんな個性があってそれがぶつかり合うというのも見どころの一つですね。


 その陪審員の話し合いの前には裁判があって,その裁判の内容ではほぼ被告の有罪で間違いないという簡単な話し合いのはずだったのですが,その中の一人が無罪というより,有罪かどうか怪しいのでちゃんと話し合いたいと言い出すところから物語が始まります。


 その話し合いの中には,人間のいいところと悪いところがいろいろと表現されているので,学校の道徳の授業に取り入れているところもあるのだとか。オイもこの映画はいい教材になると思います。


 今はコンプラとかいろいろあって表現の自由が制限されている分,昔の映画の方が面白いのかもしれませんよね。

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